主宰近詠 お書初

admin 4月 20th, 2008

雑誌『夏潮』2008年4月号より

二日はやサーファー浪を待ちて浮く
墨の香も炭の匂ひもお書初
打ち込める第一画や筆始
朔風に武蔵総社は北面す
黒ぐろと洞を嵌めたる大冬木
臘梅のすべ/\とほころびにけり
万両のひねもす日陰紅ふかし
塀外を探梅といふ歩きぶり
楼門に祀る韋駄天寒の晴
雪女かならずに背のたかきこと

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