主宰近詠 碧梧桐忌

admin 5月 3rd, 2008

雑誌『夏潮』2008年5月号より

岩鼻をまはればここも若芽干す
傍らに湯を焚くけむり若芽干す
春寒の七瀬祓いの小浜かな
梅の庭ヨット引き込みありにけり
踏み跡の乗り越えてある雪崩かな
剔られて黄土色ある雪崩かな
宿消えて海苔●(ひび)消えて浜はあり
浅春や弑(しい)されたまふ首級(しるし)塚(づか)
犬は犬を人は人見て春の草
絵馬懸けの懸け重りして春の宮

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